【講義の目的】 |
情報処理システムを実現する上で論理回路並びに順序回路は
基本となる。これらの基本回路の動作を理解し,
解析できる能力を身につけることは,
VLSIシステムを 設計する上で大変重要である.
更に,基本回路を組み合わせて,機能回路を構成した
プロセッサなどのやや複雑なシステムへまで理解することは,
将来,システムを高機能化・高性能化する際に重要となる.
本講義ではVLSIシステム設計に必要な基礎知識として,
論理回路・順序回路の解析・設計方法、それらの回路の組み合わせ
による機能回路・算術演算回路、更にはそれら機能回路を組み合わせた
プロセッサ構成について学ぶ。
|
【講義計画】 |
- 論理関数とその性質
- 組み合わせ論理回路の基礎
- 論理回路の最適化
- 順序回路の基礎
- 順序回路の最適化
- 算術演算回路
- マイクロプロセッサの基本アーキテクチャ
|
【教科書・参考書等】 |
|
【関連科目・履修の条件等】 |
講義内容について既に十分修得していると判断される学生は単位を取得できない
ことがある。 |
【成績評価】 |
講義への出席と試験などから総合的に判断する。
|
【担当教官からの一言】 |
論理回路・順序回路等についての基礎知識は、
情報システム系の学生にとっては
今後研究を進める上での基礎となり、
材料デバイス系の学生にとっては、
研究の背景となるため、双方の学生にとって
重要な科目の1つであると考える。 |