講 義 名

知的情報システム     Intelligent Information System

開講学期

後学期  

単位数

2-0-0  

担当教員

羽鳥 好律

教 授

すずかけ台 G2 708号室

(内線5528

 

E-mail: hatori@ip.titech.ac.jp      

 

堀  修

連携助教授

 

 

 

E-mail: osamu.hori@toshiba.co.jp

 

折原 良平

連携助教授

 

 

 

E-mail: ryohei.orihara@toshiba.co.jp

【講義の目的】

  高度情報化社会の実現に伴い、高機能,高能率の知的情報システムは社会の様々な領域において需要が高まり、その開発は極めて重要な工学的課題となっている.殊に画像、 音声などを中心としたメディア情報の認識、理解といった知的処理とそれらの高機能な実装についての研究開発・技術革新は目覚ましく、その重要性が増している.本講義では、 メディア情報処理を中心とした知的情報システムについて、研究開発の進む最新技術に関し講義する.

【講義計画】

  以下の内容を講義する予定であるが、話題は最新のものに変更される.

        総論(ユビキタス社会における「知的情報システム」の意義と役割)

        知識共有、情報検索

        情報フィルタリング

        データマイニング、マルチモーダルナレッジ

        ・動画像処理の基礎

        映像加工のための動画像処理

        映像検索のための動画像処理

        高能率映像符号化

        音声認識処理/サービス

        ミドルウエアの標準化

        ケイタイ(携帯電話)サービス関連

        ネットワークインタフェース関連

        ネットワークロボットにおける知的情報システム技術

        全体の纏め

【教科書・参考書等】

  特になし.担当教員が作成した講義資料を、適宜配布する.        

【関連科目・履修の条件等】

  特になし.

【成績評価】

  計3回の演習課題の提出及び学期末に試験を1回行い、それらの成績により総合的に評価を行う.

【担当教官からの一言】

  実用化あるいはその過程にある最先端技術の技術動向を理解する.併せて、企業における研究・開発の方法論に触れることを目的とする.その為に、従来の講義の流れと逆の論理の組み立てを行ない、(市場からの要請⇒)解決すべき課題の設定⇒構成する技術の選定⇒必要とする技術の研究・開発結果の提示⇒開発技術の位置付けの説明⇒原理・理論への言及、の順に話しを構成していただくよう各教員に依頼している.