【講義の目的】 |
医用画像工学に必要な情報処理技術に関する知識を習得する。現在用いられている医用イメージング装置の原理やそこで利用されている様々な逆問題とその解法について解説するとともに,取得された医用画像を利用した診断学についても言及する.
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【講義計画】 |
- 線形逆問題とその解法
- 最尤推定とEMアルゴリズム
- ベイズ推定
- コンピューテッド・トモグラフィの原理
- X線CT
- 放射線放出型CT
- 医療情報システム
- 診断支援システム
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【教科書・参考書等】 |
担当教官が作成した講義資料を配布する.
参考図書は,"Computed Tomography," J.Hsieh, SPIE Press, "The EM Algorithm and Extensions," G.J.McLachlan and T.Krishnan ,WILEY-INTERSCIENCE, "The Theory and Practice of 3D PET," B.Bendriem and D.W.Townsend, Kluwer Academic Publishers and "放射線診断機器工学" 医歯薬出版(株).
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【関連科目・履修の条件等】 |
画像処理に関する基礎的な知識を有していることが望ましい.
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【成績評価】 |
出席状況と期末試験の成績により評価を行う.
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【担当教員からの一言】 |
最新の医用画像処理・情報処理技術こを取り扱うので、興味を持って受講して欲しい.
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