【講義の目的】 |
高機能情報処理システムを実現する上で,さまざまな情報処理機能を高速かつ効率よく実行することのできるVLSIシステムが不可欠である.本講義ではVLSIシステムの核となるマイクロプロセッサと,OS,コンパイラなどのソフトウェア技術について学ぶ.さらに,製品レベルの設計例についても学ぶ.
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【講義計画】 |
- 論理VLSI,マイクロプロセッサの動向
- マイクロプロセッサ・アーキテクチャ,基本構成技術
- 情報処理アルゴリズムのVLSI化手法
- 設計ツール及び設計手法(演習1)
- 設計ツール及び設計手法(演習2)
- コンパイラ基本技術(1)
- コンパイラ基本技術(2)
- システム・インテグレーション
- 設計例ーアーキテクチャ設計
- 設計例ー高性能化方式とその実装(1)
- 設計例ー高性能化方式とその実装(2)
- 設計例ー低消費電力化方式とその実装
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【教科書・参考書等】 |
D. A. Patterson and J. L. Hennessy, "Computer Organization and Design(邦 訳:コンピュータの構成と設計)," Morgan Kaufmann Publishers Inc.(日経BP社) など.
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【関連科目・履修の条件等】 |
前学期 VLSIシステム基礎論の履修が望ましい.
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【成績評価】 |
講義への出席と中間試験、期末試験などから総合的に判断する.
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【担当教員からの一言】 |
マイクロプロセッサ及び関連技術についての知識は、VLSIシステムの基本となるものであり、積極的な技術の吸収を望む.
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