講 義 名 VLSIシステム回路特論
開講学期 後学期 単位数 2-0-0
担当教官

徳光 永輔 助教授 すずかけ台 R2棟 818号室 (内線5084)

E-mail: tokumitu@pi.titech.ac.jp

大見俊一郎
助教授

すずかけ台 J2棟 号室
(内線5481)
    E-mail: ohmi@ep.titech.ac.jp

益 一哉
教授

すずかけ台 R2棟 810号室
(内線5022)
    E-mail: masu@pi.titech.ac.jp
【講義の目的】
    大規模集積回路(VLSI)を構成するMOSFET、バイポーラトランジスタ等の能動デバイスを用いた基本回路と基礎的なシミュレーション技術について講義する.MOSFET等の基本回路の動作を理解し,解析できる能力を身につけることは,VLSIシステムを設計する上で,また材料やデバイスの応用分野を知る上でも重要である.また,基本回路を組み合わせて,機能回路を構成し,更にシステムへと発展させていく 過程を知ることは,将来,システムを高機能化・高性能化する際に重要となる.本講義ではVLSIシステム設計に必要な基礎知識として,MOSFET(あるいはバイポーラトランジスタ)による各種アナログ及びディジタル回路,それらのシミュレーション技術,論理回路,機能回路,システム構成などの基礎知識について学ぶ.
【講義計画】
  1. MOSFETの動作原理
  2. MOSFETによる基本回路
  3. バイポーラトランジスタの動作原理
  4. バイポーラトランジスタによる基本回路
  5. 能動素子のモデリングとシミュレーション技術
  6. メモリ回路
  7. 組み合わせ論理回路と順序回路
  8. 算術演算回路
【教科書・参考書等】

【関連科目・履修の条件等】
特になし.
【成績評価】
講義への出席とレポート・試験などから総合的に判断する.
【担当教官からの一言】
回路についての基礎知識は,材料デバイス系及び情報システム系双方の学生にとって研究の背景として重要であると考える.