【講義の目的】 |
光通信や光記録など,光エレクトロニクス分野の理解に必要な,
光デバイスの動作原理や特徴を学ぶとともに,実際の特性や今後の進展についても学ぶ.
受動光デバイスとして光導波路や光ファイバの解析,
能動光デバイスとして半導体レーザの動作原理や特性,また,
その他の光機能デバイスについても動作原理について講義する.
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【講義計画】 |
- 光エレクトロニクス概論
- 光伝搬と光導波路の解析
- 光ファイバとその解析
- 光導波路の結合と光の出射・集光
- 半導体レーザの基礎
- 半導体レーザの特性
- 発光遷移と利得
- 製作技術と量子構造
- 半導体レーザの動特性
- 動的単一モードレーザとその特性
- 面発光レーザのその特性
- 半導体光機能デバイス
6/20(月)は木曜講義日のため,本講義はありません.
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【教科書・参考書等】 |
教員の作成した資料を基に講義を進めます.
光エレクトロニクス関連の教科書を持っていれば,講義理解の助けになると思います.以下に教科書の例を示します.
- 末松安晴,伊賀健一共著:光ファイバ通信入門,オーム社.
- 伊賀健一編著:半導体レーザ,オーム社.
- 山田実著:光エレクトロニクス,森北出版.
- 栖原敏明:半導体レーザの基礎,共立出版.
- 西原浩,裏升吾共著:光エレクトロニクス入門,コロナ社.
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【関連科目・履修の条件等】 |
本講義では,光エレクトロニクス分野の理解に必要な知識を,
基礎から学ぶことを目的としているため,
学部等の関連分野の講義と同等内容と考えてください.
なお,本講義の理解には,電磁気学および半導体物性の基礎が必要です.
関連科目「量子光半導体デバイス」,「光通信システム」では,
本講義に関連したより高度な内容が含まれます.
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【成績評価】 |
出席,演習,レポート,試験
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【担当教官からの一言】 |
光エレクトロニクスの理解に必要な基礎から講義をするので,多くの人の受講を期待します.
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