本輪講会開催の趣旨

 このたび、私ども南9号館に所属いたしております助手4人が中心となりまして、 平成16年度後期より、「量子ナノエレクトロニクス輪講会」の開催を企画いたしました。 ナノ構造形成技術の発展に伴ったエレクトロニクスの急速な進化の中で、 「量子ナノエレクトロニクス」という新しい分野を開拓するべく縁あって新棟南9号館に集った研究室同士、 活発に交流することで互いの更なる発展を目指すというのがこの輪講会の趣旨でございます。 とくにこの輪講会は、 研究室の若手(助手、ポスドク、博士課程学生)が中心となって運営を行い、 日頃の研究室単位の輪講ではなかなか難しい若手研究者が積極的に討論を行なえる場を提供し、 切磋琢磨しあうことで、若手の研究意識、能力の向上、さらには南9号館全体の活性化につなげていきたいと考えております。

 我々南9号館助手会のメンバー4人は、今年3月の引越し作業が一段落した段階で、 すでにこの輪講会の開催に関する議論を行い、今年度の前期には助手4人のみが参加という形式で 「輪講準備会」を4回開催し、各人が1回ずつ所属研究室や自身の研究内容の紹介を行い、 交流を深めてまいりました。近くにいながらもなかなか聴講する機会がなかった他研究室の研究内容について、 理解を深める機会が得られ、非常に有意義な時間を過ごすことができたと実感しております。 そしてこのたび、4人の総意で、後期からは規模を若手全体に拡大し、 新たに「量子ナノエレクトロニクス輪講会」として運営をおこなっていきたいと思っている所存です。

平成16年9月17日

土屋良重(小田・水田研)
町田信也(古屋・宮本研)
丸山武男(荒井研)
綿引達郎(小長井・山田研)



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